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台風とハリケーン、タイフーン、サイクロンの違いは?原因や回転方向も

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毎年毎年思うんです。

YouTubeのcmと電車の遅延と台風は三大迷惑候補ですよねと。

去年はJRなどが18時以降運休して私は大変迷惑しました。電車を走らせることができないなら駅員が客背負って線路走れやと。

ただ、世界中では台風のようなものが多く自然災害として起きているようですね。

ハリケーン・タイフーン・サイクロンの違いについてもお教えします!

 



発生メカニズムは全部同じ!

熱帯地方の暖かい海では海水の蒸発がさかんで、低気圧に吹き込む空気は暖かくてたくさんの水蒸気を含んでいます。

低気圧内に送り込まれた水蒸気は、上昇気流により上昇し、凝結します。

その際に放出する熱により上昇気流が強くなり、さらに大量の水蒸気をたくさん含んだ空気を吸い込んで発達します。

これがすべて発生の原因となるんですね。

 



結論は風速!

「台風」「ハリケーン」「サイクロン」の違いは、風速です。

「台風」「ハリケーン」「サイクロン」の違いを分かりやすくまとめたものが以下の表になります。

なお、タイフーンという言葉から台風という言葉が生まれたので、これは同義語ととらえて良いと思います!

台風 最大風速(10分間平均)が17.2 m/s 以上
ハリケーン 最大風速が33 m/s 以上
サイクロン 最大風速が17 m/s 以上

 



台風をもっと詳しく

「台風」は、最大風速が17.2 m/s 以上で、赤道よりも北で東経180度よりも西の東アジア周辺の海で発生する熱帯低気圧のことです。

m/sとは、メートル毎秒のことで、気象庁が使う風が移動する速さの単位のことです。

「台風」の語源は諸説あるものの、古い中国語の大風(たいふん)からきている説が有力とされています。英語ではタイフーンといいますからね。

 



ハリケーンをもっと詳しく

「ハリケーン」は最大風速が33 m/s 以上で、大西洋北部や大西洋南部、太平洋北東部で発生する熱帯低気圧のことをいいます。

大西洋北部の範囲には、カリブ海やメキシコ湾も含んでいて、大西洋南部では、「ハリケーン」はほとんど発生しません。

大西洋北部周辺で発生した「ハリケーン」には、フロリダのハリケーンセンターが名前を付け、太平洋北部で発生した「ハリケーン」には、ハワイのハリケーンセンターが名前を付けているそうです。

かわいい女性の名前を付けられるんですが、その割に全然かわいくない名前ですよね。

 



サイクロンをもっと詳しく

「サイクロン」は最大風速が17 m/s 以上の低気圧のことで、インド洋北部やインド洋南部、太平洋南部で発生します。

北半球と南半球では渦巻きの方向が逆になりますが、仕組みは「台風」と同じです。

 

まとめ

まとめ
  • 最大の結論は風速!
  • でも発生メカニズムは大体同じ!

まとめるとこんな感じでしょうか。

そして最後にもう一度、下記の表を確認しましょう。

台風 最大風速(10分間平均)が17.2 m/s 以上
ハリケーン  最大風速が33 m/s 以上
サイクロン  最大風速が17 m/s 以上

これで基本的に迷うことはありませんね!

ちなみに写真はアメリカの伝説的投手、サイ・ヤングです。

彼の直球はあまりにも速いためにサイクロンと呼ばれたことから「サイ・ヤング」と呼ばれるようになったとか。


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