毎年夏に起こることで有名なゲリラ豪雨。
ここは熱帯か?熱帯地域か?
と思うくらいすごい雨が降ることでも有名ですよね。
しかし、夏には日本古来から夕立という言葉があるように優雅で品のあるものですよね。
そこで今回はゲリラ豪雨と夕立とスコールの違いについて説明いたしましょう!
ゲリラ豪雨とは?
スカイツリーから見た、ゲリラ豪雨がヤバイ pic.twitter.com/yUGXOYeS4i
— Afroza Brownjohn (@BrownjohnAfroza) April 28, 2019
ゲリラ豪雨は狭い範囲の中で突発的な大雨が降る現象で、発生を予想しにくいのが特徴です。
また激しい雨が一気に降るので、土砂崩れや川の増水など災害にも注意が必要になりますね。
ただゲリラ豪雨には降水量などのはっきりした定義がなく、気象用語でもないのでかなり曖昧な表現ともいえます。
天気予報などでは一部限定の大雨が降った場合、集中豪雨や局地的大雨と伝えられるんですよね。
夏になるとよく耳にする言葉なので、聞いたことのある人も多いのではないでしょうか?
夕立って?
https://twitter.com/kei1low_ver2/status/1120258902736506880
続いては、夕立についてです。
夕立は夏に降る、短時間で止む雨のこと。
降水時間帯は正午~夕方くらいで、サーっと降ってすぐに終わります。
雨の強さはその時々で違ってきますが、ゲリラ豪雨よりも穏やかなことが多いです。
暑い時間帯に夕立が降ると空気や地面が冷えるので一気に過ごしやすくなるんですよね。
何といっても品があるのが特徴です。局地的でかつ短時間で終わることも特徴ですね。
夕立は俳句などにもよく使われている言葉ですし、とても風情がありますね。
スコールって?
スコールって、熱帯性のゲリラ豪雨みたいな「雨」のことやと思ってる人、多いと思う。かく言う私も長年そう思ってた。
でも実は、突発的に起こる強風っていう「風」のこと。多くの場合で雨を伴うんだけどね。 pic.twitter.com/0WFbK4y5Up
— George (@Yagi_George) April 28, 2019
スコールというと、熱帯・亜熱帯の国や地域で起こる土砂降りというイメージがありませんか?
実はスコールという現象は世界気象機関によって定義されていて“毎秒8m以上の風速増加を伴い、最大風速が11m/秒以上で1分以上継続する”となっています。
ちょっと難しいですが、つまり雨が降るかどうかは関係なく突発的に強い風が吹くことをスコールというわけですね。
ただスコールは雨や雷が伴うことが多いので、激しい雨のイメージが定着したのでしょう。
またスコールが起きやすいのは熱帯・亜熱帯地域なので、暖かい雨とよばれることもありますよ。
ゲリラ豪雨・スコール・夕立の違いまとめ
まとめ |
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まとめるとこんな感じでしょうか。
似ているようで結構差があるものなんですね。
今回ご紹介したゲリラ豪雨や夕立といった突発的な雨は、夏に起きやすい現象です。
夏にはできる限り注意しておきたいですね!