長崎を愛し、長崎に愛された男、草場道輝さん。
そんな彼が選んだ漫画は海の漫画でした。
今回は「第九の波濤」の104話を紹介していきます!
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第九の波濤103話までのあらすじ
主人公の湊と腐れ縁になりつつある同級生の潜木(くぐるぎ)は、洋上風力発電で得たエネルギーをもとに「養殖」「水産加工」「漁船漁業」などを行う海洋エネルギー構想に興味を持ちます。
「はえんかぜ」を見た潜木は改めて猪熊さんに会いに行くことを決めます。早速、湊を誘おうとするのですが、湊は予定があると断ってしまいます。
湊はわけのわからないスペイン人っぽい人と合流する一方、猪熊さんと「はえんかぜ」を見に行った潜木は……?
第九の波濤104話のネタバレ
本格的に始動
昨晩は猪熊さん宅に泊めてもらった潜木は、前回来たようにおもてなしをしていただくことに。
ただ……。
「今日は船で風車の下まで連れてってやろうかと思っとったばてんが…あいにく波浪注意報が出とる…」
と、船で洋上には出られないことが分かってしまいます。そんな潜木を、猪熊さんは「山村」という男性の下へと連れていくことに決めました。
車を出してくれる猪熊さんは、車中で昨晩頑なに潜木がお酒を飲まなかったことに言及します。
潜木は「もしなんかあって皆さんにご迷惑かけると悪いですから……。それに、飲まんでも楽しかったし」
とうまくかわします。
猪熊さんも「今どきの子はしっかりしているな」と感心しながら、山村の下へと向かいます。
案内してくれた場所は?
そこは風車のモニタリングをしている場所。
しかし中へは入ることができません。その中で、猪熊さんは「山村」を電話で呼び出します。
すると、プレハブの建物から戸石建設と書かれた作業着を着た男性が出迎えてくれたのでした。
「はじめまして、私、戸石建設の山村と申します」
そう、彼こそが猪熊さんの言っていた「山村」でした。
名刺を渡されてあたふたする潜木。あいさつするだけで終わるも、山村は好意的に接してくれます。
「2年でインターン希望?意識高いな」と。
山村さんの案内が始まりました。
はえんかぜはこうして立っていた!
「すげ……これはえんかぜですか?」
「実際はこれの100倍はあるけどね」
潜木が見つけたのははえんかぜの模型。その模型は、はえんかぜの海の中に隠れていた部分がよくわかるのでした。
「へーこうやって浮いとるとか……海の上と下の部分って同じくらいの長さなんやな……」
そして潜木は、どうやってはえんかぜが立っているのか不思議に思い、山村さんに質問します。
「原理は船と全く同じだよ」と山村さんが返します。
「中は空洞ってことっスか?」
そう。それはタンカーと同じ仕組み。空洞になった中に空気が溜まり、それで浮いていたのです。山村さんはそれに付け加えます。
「けど、タンカーもカラッポだとバランスが悪い……風車も横倒しのままだ。積荷がある時は安定するが、空の時はかわりに何を入れる?」
潜木はピンときます。「バラスト水?」
「そう海水だ。つまりそれが重しになって……釣りの浮き具と同じように、バランスよく海中に立つことができる。」
はえんかぜには他にもハイブリッドスバーなど、日本の最先端技術が使われていることを説明してくれたのでした。
そして次は、潜木を24時間はえんかぜをモニタリングしている場所へ案内してくれます。
そこは風がどれくらい電力を発電しているか、それをモニタリングしていたのです。
一通り見学を終えてから一服にと、コーヒーを淹れてくれる山村さん。
改めて山村さんの話を振り返り、あいつが好きそうな話ばっかりだと思っていると、そのあいつからラインが来たのでした。
そこにはコーヒーとソフトクリームを楽しんでいる湊の姿が。
(なんの報告や…つーか、誰やとなりのおっさん!)
「どうした潜木。疲れたか?」
動揺する潜木に猪熊さんがそう声をかけてくれたのでした。
どこだそこ!
「どうもありがとうございました!」
そう言って、潜木は山村さんの元を後にします。初めてだらけのことで、緊張した潜木。
そんな中でも初めてもらった名刺に喜びを隠せません。それを見ながら猪熊さんは先に自分の名刺を渡しとけば、潜木の人生の一ページになれたんじゃないかと、少し悔いていたのでした。
「今さらだがオレのもいるか?」
そして猪熊さんはそう言い出したのでした。潜木はすかさず名刺を受け取ります。
次に連れてってくれたのは崎山受変電所。
「それにしても、菜の花越しの洋上風車って絵になりますね。」
潜木がそう言うと、猪熊さんはHP用の良い写真が取れてるか聞いてきます。
「はい。かっこいいHPが作れると思います。」
それに対してそう答える潜木。
そして猪熊さんは、次は風車をどうやって海に浮かべるかわかる場所に連れて行ってくれると言うのでした。
そんな中、また潜木のスマホが鳴り……。
『絶景だべ!』
そこには海の映えスポットと共に写真に写る湊の姿が。
「何がしたかとやお前は!つーか、どこや、そこ!」
思わず潜木はツッコミを入れてしまうのでした。
第九の波濤の105話の考察と104話の感想
潜木が自ら動き始め、湊も湊で自ら動き始めました。
お互いが新たなステージへと向かい、また交じり合う。この先の道がどうなっているのか期待ですね!
つーか、そもそもあのおっさん誰だ。
第九の波濤を1話から読む方法
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第九の波濤の最新105話の考察まとめ
物語も大きく動きつつある第九の波濤。
湊の場合はこうした出会い運に恵まれている典型的な少年ですが、またそれが相棒の潜木と合わさって優しい展開にしていますね。
そんな湊がまさかの裏切り!?ではなく、旧知の方との再会。ここから物語が大きく動きそうですね!