最初は面白いと読んでいた漫画でも、なんだかなあと感じになる漫画ってありますよね。
実は個人的にそれがアクタージュだと思っています。なんだかバトル漫画化しているような気がしてなりません。
ただ、異能力バトル漫画みたいで、引き込まれる感覚はありますよね。
プラスアルファで演劇関連は今までなかったのもあるかもしれませんね。
ただ、全部が全部予想通りというのがなんとも。
では、今回のネタバレをしていきましょう。
アクタージュの88話までのあらすじ
仕掛け。それは、花子が父親と交際していた事をカミングアウトする事でした。
それによって夜凪の怒りを最大限にまで高め、最高の羅刹女にする事。
まさに一か八かの最大の賭け。夜凪は怒りを抱えたまま、舞台へと現れます。ただ……それは観客を戦慄させるほど怒りを包み込んでいて。
爆発寸前の雰囲気の中で、王賀美が現れて観客の空気をさらっていきます。
しかし……その効果はいよいよ切れようとしています。王賀美が王賀美であるための時間は、あまりにも短いのです。
それを逆手に取ったのは、王賀美でした。
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アクタージュ89話のネタバレ!
何を演じていても王賀美陸。
それを逆手に取っていたのは何を隠そう王賀美本人でした。
そして……怒りとは悲しみであるとも。
危うく景…お前の怒りを誰にも理解させられないまま舞台を終えてしまうとこだったよ。
ふと、王賀美はそう思いながら、王賀美は助演の良さに気が付いた瞬間であったのです。
こうして第一幕が終わりました。
第一幕の評価
観客も見ていたサイド乙もさすがの立ち回りだと評価。
あれ!?さっきまであんなにぼろ糞に言ってなかったっけか?
そして、千世子は大丈夫なのでしょうか。夜凪のすごさは演技力だけではなく、憑依ともいえる技術。
自らを飲み込まんとする強い存在感。さらに驚くべきは、我を保ち芝居をコントロールしている強い精神力。
少し前までの夜凪では考えられない技術なのです。しかしこのまま終幕まで持つのだろうか、と誰もが不安を抱えておりました。
舞台がいったん終わり、舞台袖へとやってくる夜凪。
「夜凪…!!」
舞台袖で心配そうにみていた仲間たちが一斉に駆け寄ります。もちろん花子も話しかけようとしたが、王賀美はそれを止めました。
「あんたは外へいろ。あいつを刺激する。景はもうギリギリなんだ」
しかし花子はそんなことお構いなしに夜凪を刺激します。
「景さん。怒りはまだ風化していませんか」
「風化していないか、教えてほしいの?」
キャスト頼りすぎるだろこの演出家。
過去の自分
その言葉に反応する夜凪を落ち着くように促す王賀美。しかし夜凪の後ろには昔の自分が立っていて、ささやきかけてきます。
「どうして我慢するの?」
「あいつがお母さんを悲しませたのよ?」
「何もかも壊したい。そう思ったから私を呼んだんでしょう?」
その問いかけに対して違うよと答える夜凪。
「私はもう役者だからお芝居のためにあなたを呼んだの。激情に身を任せるためじゃない」
「でもきっとお母さんも腹が立つって思っているよ」
そういうと昔の夜凪は、こんな舞台どうだっていい。
全部投げ出してメチャクチャにすればいいと怒りをあらわにします。
怒っている昔の夜凪に対して、私は役者だからいうことを聞いてと一喝。過去の自分との対話が終わった夜凪は花子に近づき胸ぐらを掴みます。
「引っ込んでいて。望み通り最後まで演じてあげるから」
その光景を見ていた武光は、夜凪の精神力の強さに驚いていました。
そして今度は全員で報いてやろうと決心します。
アクタージュ第90話の考察と第89話の感想
なんていうか、バトル漫画ですね。
伏線が分かりやす過ぎますが、うーん……力技で来たか。
というよりも黒山も千世子も読みが甘すぎ。花子の策も甘すぎる。
なんというか胸糞の悪い展開ばかりで辟易としてきました。書いてて楽しいのかなこの人。
しかし、そんな簡単に王賀美が弱くなるものでしょうか。変わるとしても、本当にそのやり方で良いのでしょうか?
もしそうだとするならばこの漫画のストーリーはめちゃくちゃになる気がしてなりません。
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さあ、いよいよクライマックスに入った羅刹女編。ただ、面白くなってきたところでまだ細かく読んでないよ!
という心の叫びが聞こえて来そうですね。
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アクタージュの87話までのネタバレと88話の考察まとめ
こうしてみますとバトル要素まで入ってきて演劇なのかバトルなのかが良く分からない漫画になってきていますねアクタージュ。
怒りという感情を武器にする。それはすごいことです。
そう考えてみると役者とは、感情を武器にして戦うバトルなのかもしれませんね。
いや、バトルではないな。アートですね。
加えて王賀美に課された「弱さ」。こうした伏線をどう回収していくのか。
こちらには注目しても良いかもしれませんね。
現時点では、キャラの動かし方が抜群にへたくそです。そしてただのバトル漫画となっている。
こうした問題をどう解決しながら伏線を回収していくのかは見ものです!