最初は面白いと読んでいた漫画でも、なんだかなあと感じになる漫画ってありますよね。
実は個人的にそれがアクタージュだと思っています。なんだかバトル漫画化しているような気がしてなりません。
ただ、異能力バトル漫画みたいで、引き込まれる感覚はありますよね。
プラスアルファで演劇関連は今までなかったのもあるかもしれませんね。
ただ、全部が全部予想通りというのがなんとも。
では、今回のネタバレをしていきましょう。
アクタージュの86話までのあらすじ
仕掛け。それは、花子が父親と交際していた事をカミングアウトする事でした。
それによって夜凪の怒りを最大限にまで高め、最高の羅刹女にする事。
まさに一か八かの最大の賭け。夜凪は怒りを抱えたまま、舞台へと現れます。ただ……それは観客を戦慄させるほど怒りを包み込んでいて。
爆発寸前の雰囲気の中で、王賀美が現れて観客の空気をさらっていきます。
しかし……その効果はいよいよ切れようとしています。王賀美が王賀美であるための時間は、あまりにも短いのです。
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アクタージュ87話のネタバレ!
何を演じていても王賀美陸。
まもなく観客は王賀美の存在感に慣れ始めるであろう…と。
全力の王賀美
舞台裏では牛魔王の姿に着替えている王賀美に声をかける武光と白石。
しかし……。
「ギリギリでの芝居でハラハラさせられましたが」
白石にはバレていたようで王賀美はとっくに本気を出していたのです。
しかし夜凪の演技は研ぎ澄まされる一方。
王賀美のいない舞台では、またしても羅刹女の怒りの芝居によって、観客が恐怖で押さえつけられ続けています。
「稽古の比じゃないな。全くやってくれたよ花子さん」
それに対し花子はこのように返します。
「もう稽古通りでは演じてはいけないということです」
花子が恐れていたのは、王賀美が夜凪に飲まれてしまい恐怖のまま舞台が進んでしまう事。
王賀美も分かっていました。自分が弱さを演じればいいという事には。それでも。
「だが俺にはプライドがある。俺が俺であることに」
そういうとそのまま舞台へと向かってしまいます。
王賀美のプライドとは…
孫悟空とほとんど変わらぬ演技の王賀美。
モニターで見ている阿良也たちも、予想通りという表情。弱さをみせるどころか傲慢さすら感じる王賀美の演技に対して先ほどの存在感が見えません。
舞台ではやはり王賀美の存在感よりも夜凪の演じている恐怖のほうが強く、またしても会場の雰囲気は悪くなってきています。
王賀美は終わってしまったのか……。
花子もこうなることは予想はしていました。
しかし追い込めば王賀美も変わるのではないかと信じていた節もありました。
いや、策なさすぎだろ。
黒山も王賀美は自滅したと見ています。彼らの演技は終わった…サイド甲の評価はそうでした。
役者の賞味期限とは
「なるほどな。やっとわかったよ百城」
阿良也は百城が王賀美のように客に飽きられていくのが怖かった、と理解しました。
百城は王賀美の演技をみて、やはり変化を受け入れなければ皆に忘れられてしまう。
しかし、こうなることは王賀美も分かっていたはず。
それでも彼は分かった上でプライドのために変化を受け入れなかったのか。
しかし、それではダメなのです。
舞台袖で見ている仲間たちの想いは王賀美に届くのか。追い込まれた王賀美はこの窮地に一体何を思うのか。
別に何とも思わないんじゃない?
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アクタージュ第87話の考察と第86話の感想
なんていうか、バトル漫画ですね。
伏線が分かりやす過ぎます。
その王賀美を補うのがわき役となる市子たちなのですが、いたたまれない気持ちになっているならばそれを演技にぶつけるべき。
というよりも黒山も千世子も読みが甘すぎ。花子の策も甘すぎる。
バトル漫画においてはかつては強いキャラクターも弱くなることはままあるものです。
しかし、そんな簡単に王賀美が弱くなるものでしょうか。変わるとしても、本当にそのやり方で良いのでしょうか?
もしそうだとするならばこの漫画のストーリーはめちゃくちゃになる気がしてなりません。
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という心の叫びが聞こえて来そうですね。
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アクタージュの87話までのネタバレと88話の考察まとめ
こうしてみますとバトル要素まで入ってきて演劇なのかバトルなのかが良く分からない漫画になってきていますねアクタージュ。
怒りという感情を武器にする。それはすごいことです。
そう考えてみると役者とは、感情を武器にして戦うバトルなのかもしれませんね。
いや、バトルではないな。アートですね。
加えて王賀美に課された「弱さ」。こうした伏線をどう回収していくのか。
こちらには注目しても良いかもしれませんね。
現時点では、キャラの動かし方が抜群にへたくそです。そしてただのバトル漫画となっている。
こうした問題をどう解決しながら伏線を回収していくのかは見ものです!