最初は面白いと読んでいた漫画でも、なんだかなあと感じになる漫画ってありますよね。
実は個人的にそれがアクタージュだと思っています。なんだかバトル漫画化しているような気がしてなりません。
ただ、異能力バトル漫画みたいで、引き込まれる感覚はありますよね。
プラスアルファで演劇関連は今までなかったのもあるかもしれませんね。
ただ、全部が全部予想通りというのがなんとも。
では、今回のネタバレをしていきましょう。
アクタージュの83話までのあらすじ
仕掛け。それは、花子が父親と交際していた事をカミングアウトする事でした。
それによって夜凪の怒りを最大限にまで高め、最高の羅刹女にする事。
まさに一か八かの最大の賭け。夜凪は怒りを抱えたまま、舞台へと現れます。ただ……それは観客を戦慄させるほど怒りを包み込んでいて。
爆発寸前の雰囲気の中で、王賀美たちはどう共鳴させるのでしょうか!?
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アクタージュ84話のネタバレ!
お母さんを思う夜凪
亡くなる寸前まで笑顔であった夜凪の母。
今際には、夜凪に「お父さんを許してあげてね」と気丈に語り、旅立ってしまいました。
そう、夜凪の母は最期までお父さんを愛していたのです。
その中で夜凪の頭には、先ほどの花子の言葉が頭をよぎります。
「ああ…腹が立つ、腹が立つ」。
そう、この怒りをどうしてくれよう、とね。
夜凪と羅刹女の感情がすべて一致し、会場を染め上げていきます。
だからこそ観客は感じたのでしょう。
「目が合ったら殺される」とね。
市子と武光はモニターに釘付けになっていましたが……、王賀美だけは大変満足そうにモニターを眺めていました。
ただ、この怒りの演技はまさしく綱渡り状態の演技。楽しんで見ることができるものではないことを、白石は分かっていました。
泣き出しそうな女の子は、夜凪と目が合った瞬間に口を押えて嗚咽さえ漏らさないほど。
花子の計算。
そして、舞台の美術が切り替わります。
炎をあしらった花子の絵が、そこにはあったのです。
稽古の時には何とも思わなかったその絵が、今の夜凪にはそれさえも腹立たしく思えて仕方がありません。
しかし、一瞬だけ足を止めた夜凪は一回歯を食いしばって、ゆっくりと舞台に上がっていきます。
夜凪が乗り越えたと確信した瞬間、花子は「よし」と自分が煽るような演出に耐えたことを確信したのです。
嬉しそうに眺める王賀美。この状態になって張り合えるのは自分だけ。それを口走った瞬間でした。
「景さんをよろしくお願いいたします」
そう声をかけたのです。笑みを浮かべた王賀美。
舞台へと飛び出していきました。
断罪する市子。だが、それは役者として失格だ。
市子はそのような無茶な演出をした花子を断罪しようとします。
……は?なんで?
と個人的には思ったのですが、それは至極全うすぎるので割愛します。
役者がそんな至極全うなことを話すことは失格ですね。
キャラクター云々ではなく、逆に役者というキャラに言わせている時点で失格といえるでしょう。
常に役者は舞台の上では、演技を追及するべきだから。
花子だって分かっていたのです。これが演出として、人道的な目でどうかということも。
ただ。そこまでしてまで勝ちに徹した理由がありました。無謀な賭けかもしれないですが。
現在舞台は夜凪の怒りでいっぱいになっていて、観客が楽しめているような状況ではありません。
そして今回は観客の投票によって決まるシステム。どう転ぶのかが分かりません。
だからこそ、カギを握る男がいたのです。
スター・王賀美。
圧倒的な存在感と安心感を持った男が、そこに登場します。
そう、王賀美陸。
すると会場がざわめきだし、
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アクタージュ第85話の考察と第84話の感想
なんていうか、バトル漫画ですね。
というか、止め方というか同じセリフでも言わせてはいけないキャラがあります。
例えば「おおきく振りかぶって」で内角攻めをした榛名に対して百枝監督が叱責するシーンは特に理解しがたいものでしたしね。
あれがきっかけで全部読むのを止めました。あの人はスポーツ漫画に向いていない。
同じような理由で、あのシーンで役者に言わせたということが、どう伏線となっていくのかには注目ですが、現時点では演技の漫画としては0点です。そして言わせた内容も最低すぎます。価値を下げた。
それを挽回できるだけの漫画としての演出があるのか、注目したいですが……。
アクタージュを1話から読む方法
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さあ、いよいよクライマックスに入った羅刹女編。ただ、面白くなってきたところでまだ細かく読んでないよ!
という心の叫びが聞こえて来そうですね。
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アクタージュの84話のネタバレと85話の考察まとめ
こうしてみますとバトル要素まで入ってきて演劇なのかバトルなのかが良く分からない漫画になってきていますねアクタージュ。
怒りという感情を武器にする。それはすごいことです。
そう考えてみると役者とは、感情を武器にして戦うバトルなのかもしれませんね。
いや、バトルではないな。アートですね。