最初は面白いと読んでいた漫画でも、なんだかなあと感じになる漫画ってありますよね。
実は個人的にそれがアクタージュだと思っています。なんだかバトル漫画化しているような気がしてなりません。
ただ、異能力バトル漫画みたいで、引き込まれる感覚はありますよね。
プラスアルファで演劇関連は今までなかったのもあるかもしれませんね。
では、今回のネタバレをしていきましょう。
アクタージュの78話までのあらすじ
夜凪は思い詰めていました。「怒りの感情」の演技が出来ないから。
そこで、自分の過去を思い出し経験が活かせないかと模索します。
同級生の力を借りて、夜凪は父親との封印しようとしていた記憶があることに気がついたのです。
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アクタージュ79話のネタバレ!
記者会見
舞台「羅刹女」の記者会見が始まろうとしていました。
舞台の記者会見が、大イベントのようなお祭り状態になっているというのは夜凪ひとりの力だけではありません。
その豪華メンバー。スターズが捨てた女、そして捨てた男、スターズの天使。これらが真っ向勝負をするから!
週刊誌も煽り立てていたのです。
夜凪の表情
夜凪を先頭に、ぞろぞろと記者たちの前に姿を現していく役者さんたち。
反対側からは千世子を先頭に姿を現します。その瞬間、見に来ていた観客は一斉に歓声を上げたのです。
ネットでも盛り上がっているようで、生配信されている記者会見の様子をみてコメントしている人までも。
やはり夜凪VS百城千世子のダブルキャストバトルが盛り上がっている様子でした。
記者会見の舞台上で、王賀美は夜凪に話しかけます。
「お前思ったより落ち着いているな」
「うん。友達が見に来てくれているから」
阿良也は夜凪の様子を見て、千世子の演技を見たときの不安や動揺が全くないことに驚いていました。
そして、舞台の陰には黒山と花子がいた。
「先日は稽古を見学させていただきありがとうございました。悔しかったです。千世子さんの芝居は素晴らしかった」
「今はもっと伸びているよ」
「はい。しかし羅刹女は私の作品……景さんは絶対に負けません!」
黒山は前回の千世子の芝居を見せて、戦意喪失させようという狙いもあったがそんなに甘くないことには気が付いていました。
よみがえる記憶
場面は遡り、3週間前。百城千世子の演技を見て2日後。
花子はジッポライターをカチャカチャと何回も繰り返していた。おそらくはイライラしているに違いありません。
「苛立ってますね。花子さん」
白石が声をかけます。
「苛立ちますよ。千世子さんの方が景さんよりも、私の羅刹女のように感じた」
花子のイラつきは自分に対して向けられているものであったのです。
一方で王賀美もさすがに心配している様子。
「景はいつ戻るんだ。今日もひとりで稽古すると言っていたんだろう」
夜凪が戻ってこないのではないかという心配の声も上がります。
それは仲良かった夜凪と千世子を稽古に利用されてしまったので、心に傷が出来てしまったから。
花子は夜凪の様子を見て驚いた。
学校から帰ってきてから、テレビの前から全く動かない様子で、声をかけても全く反応がないらしい。
「花子さん?どうしたの」
花子に気が付いた夜凪の方から声をかけていた。
映画ばかり見ていた夜凪は、映画自体にヒントを求めていたわけではありませんでした。
母親を失ってから映画ばかり見ていた自分に戻るため。悲しみで映画を見ていたわけじゃない…私は父親に対する怒りを忘れるために映画を見ていたんだ…と。
「私が千世子ちゃんに勝つ唯一の方法…映画を見て忘れたあいつへの憎しみを思い出すこと!」
夜凪はその憎しみを思い出すために、思い出がつまっているこの家に戻ってきていたのです。
場面は戻り、記者会見の舞台袖の花子と黒山。
「知っていますか? 女は面白いですよ。宝石のように綺麗な顔をしていても、腹の中に禍々しい炎を宿している」
「本番まであと一ヵ月。楽しみですね」
そこには試練を乗り越えた夜凪の顔があった。
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アクタージュ第80話の考察と第79話の感想
なんていうか、バトル漫画ですねえ。
千世子の「夜凪に負けたくない」という感情。そこに勝機を見出した黒山。
夜凪が原点に秘めた怒りの感情。
人ってこういう過去を忘れてこそどうのこうのと言われますが、そう簡単に忘れられるわけではありません。
そういった過去を完了できる人は限られています。それをエネルギーに変換できるのが表現者なんでしょうね。
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アクタージュの79話のネタバレと80話の考察まとめ
こうしてみますとバトル要素まで入ってきて演劇なのかバトルなのかが良く分からない漫画になってきていますねアクタージュ。
怒りという感情を武器にする。それはすごいことです。
そう考えてみると役者とは、感情を武器にして戦うバトルなのかもしれませんね。
いや、バトルではないな。アートですね。